淫   華

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    淫   華

『揉』の章    聖ミカエラ女学院に黄金の聖水が降る時
『搖』の章    尻ふり四千年・中国娘エスノ・テクニック

『哭』の章    チャイナ・シンドローム イン ヨコハマ
『緊』の章    ダイチュウショウ、三重インシンの秘密
『看』の章    磨鏡術と処女陰唇と甘く熟れた蜜の味と
『檸』の章    学院長藤乃女史の淫らすぎる夜の想い出
『幌』の章    いくつもの陰謀術数、そして快楽の味と
『謀』の章    合宿シンガポール旅行のアブナイ夜遊び
『豬』の章    カリマンタン エロティック・クルーズ
『破』の章    コモド大トカゲが見ていた、喪失の儀式
『咬』の章    ヨコハマ発、あらたなる旅立ちに向けて

あとがき/肉体改造論序説  



中国娘というと、いわゆるチャイナドール、ほっそくて、それでいてゴツゴツした痩せすぎというわけじゃない、女らしい身体を想像するんだが、そういうのはどっちかつーと南部の女で、北京によくいるような満州系とか、北方系は骨太でガッチリしてます。南船北馬という言葉があるんだが、長江の南、いわゆる「江南」では、華北の小麦栽培地域と違って、稲作を中心とした、もうひとつの中華文明がある。


   『看』の章    磨鏡術と処女陰唇と甘く熟れた蜜の味と


「キミの、セックスを見ていたら我慢できなくなって......」
「バカねえ、自分でしたの?」
 羞じらいながら少年のように頬を赫らめた体育教師は、ただうっとりと味わっていた。
 あの、夢にまで見た、甘い肉の感触を。
 狭くって、柔らかくって、キツくって、濡れていて、痙攣する肉。
 こわばりをすっかり根元まで呑みこんで、巫華の肉はソフトに痙攣している。いや、痙攣というより揉むような微妙な蠢き。いったいどういう構造になっているのか。
「挿れちゃえばよかったのに。あたし、イヤらしい夢を見ていたの」
「どんな?」
「センセエが、ゆかりとあたしと、二人いっぺんに。......どっちがキモチイイか試しているのよ。ゆかりさんのはお尻だけど」
「巫華がいちばんだよ。ゆかりは、キミに強制されたから......」
「ねえ、ゆかりさんのお尻、キモチよかった? キツくって、締まったでしょ?」
 緩くもキツくも、自由になる構造のセックス。どう比べても鈍感な肛門と比較にならない。だから体育教師はマジメな顔をして言った。
「冗談じゃない、あんなケツのアナなんか。......キミだけだよ。ホンキで愛しているのは」
 


 きつく抱きしめたままで乱暴にピストン運動にはげみ、あられもなく悲鳴をあげさせる教師。巫華はやっとのことでおしとどめて、そして言った。
「ゆかりさんに悪いわあ、そんな言いかた」
「あんなスベタ」
「聞こえるわよ」
 さすがに奇妙な言葉に気がついて、不審な顔をする福地。巫華はゆっくりと叫んだ。
「もう出てきていいわよ、ゆかりさん」
 あっけに取られている福地の見守るその前で、ドアが開き、あらわれる少女。大人っぽいランジェリー姿だが、それはまぎれもないゆかりだった。
「ふふっ、見ちゃったわよ。眠っている巫華さんを犯すだなんて、センセもなかなかやるわね」
「き、きみは......?」
「仲間にいれてもらおうと思って。......だめ?」
 オトコが上になるかたちで重なった、二人。そばに寄っていったゆかりは、つながっている部分をしっかりと見ながらそばにしゃがみこむ。
「巫華あ、......ここ、さわったっていい? つながっているところ」
「いいわよ、センセエの、キモチヨクしてあげて」
「キミたちは......」
「そういうわけ。あたしたち、仲間に、......ううん、あたし、巫華さんにいろいろ教えてもらうの」
 体育教師は、半ばまで挿入されたモノの残り、根元と、それにキュッとたくまった袋が、握られるのを覚える。
「ああ、ゆかり、......クリトリスをコスって」
 巫華はきつく絞めながら叫ぶ。
 こうなってしまったら、今さら抜くこともできないオトコは、ただ呻くばかり。下からの腰のしゃくりあげにともなって、わずかなストロークで抽送される肉棒。(例の八の字筋の活躍はめざましいのだ)
「そうよ、そう。......ああ、たまらない」
 巨大サラミ・ソーセージの肉棒に、濡れた指がまとわりついて、しかもそれは赤の他人。第三者の指なのだから。想像を絶する心地よさ。
「うおっ、ああ、な、なんてことを」
「うふふっ、センセエの、こんなにカチカチに張ってる。巫華の、そんなにキモチイイ?」
 ......しどけなくベッドで眠っている人形か妖精を犯したつもりだった。
 けれどこれは、罠? いや、というより淫らすぎる夢。また、この小娘の手にかかって快楽の渦の中に呑みこまれてしまったんだ。けれどなんてキモチイイ......。
 ゆかりが二人のあいだに割ってはいる。
 彼にキスしながらオナニーで濡れそぼったセックスを巫華の舌にゆだね、揺れる乳房をオトコの手に揉ませる。
「ああ、......巫華、巫華ったら、なんてじょうずな」
 いきなり敏感なクリトリスをまさぐられて、めくるめく夢の続き。ゆかりもすぐに、二人のペースに追いついてしまう。
「ゆかりも、......ああ、そんなに激しくまさぐったりして」
 あちらこちらから濡れた水音が響き、二人の少女は互いに互いの舌で、指で、絶頂の高みへと押しあげられて行った。
 フィニッシュしたばかりの、いや、射精も半ばにして挿入してしまった体育教師だけは、まだだった。
 けれど少女たちの痴態をまのあたりにして理性を保つことのできるオトコではない。
 巫華のとなりにぐったりと崩れおちたゆかり。
 その唇がしどけなく半開きになっているのを眺めて、彼は抜き挿しを続けながらもそそられる。
「ゆかり、ゆかり、......センセエの、飲んであげる? あたしのスープでグチャグチャだけど」「うん、うん。......欲しい」
 もう、だれのスープなのかわからなくなっていた。
 巫華とキスすれば自分のスープを啜ることになるゆかりだし、(たっぷりクンニでオルガったのだ)教師のサラミはザーメンと愛液のミックス。胸が熱くなって喉がヒリヒリするような酸っぱい匂い。そそられてソコに唇を這わせて行けば、抜き挿しにつれて白く泡立った粘液がたまらなかった。
 福地はうしろにのけぞった。
 オンナの身体とオトコの身体、ベッドはやたら広いから、接合部をさらして二人でのけぞっても十分なのだ。多少、動きは制約されるが、抽送できないわけではない。
 ゆかりは覚悟をきめて、むしゃぶりついていった。
 ......もう、戻れない。
 こんなコトをしてしまったら、もう、現実の世界には戻れない。
 けれど、何てキモチイイ、背徳の美酒。
 巫華の愛液は薄味だ。きわめて薄い酸味とグルタミン酸ソーダのようなウマ味が交じりあい、決して生臭さを感じさせない。が、オトコの精液の味も交じっている。なれた味だけど、こんなイヤらしくミックスされたのは初めて。
「うお、おお、......ゆかり、巫華、イク、イク......!」
 急に動きが激しくなって、赤黒くグロテスクな色が見え隠れ。そしてふいに引き抜かれる。 ピン......と撥ねた。
 あまりに強力な勃起力のせいで、引き抜かれたこわばりは勢いよく撥ねおどり、ゆかりの大きくあけた口も狙いがそれてしまい、顔に。
 二度目とはいえ、すごい量だった。
 ゆかりの頬から瞼にかけて、糸を引いて打ちつけられた白濁のザーメンがへばりつき、彼女はあわてて根元を握って唇を圧しあて、吸う。
 痙攣がおさまりかけたところでゆっくりと根元まで呑みこみ、名残り惜しげにペロペロときれいに舐めとり、そこでやっと、ゆかりは自分の顔にかかったザーメンに気がついた。
「待って、......あたしがキレイにしてあげる」
 巫華がとびついてきた。
 少女たちが抱きあって、ザーメンまみれの唇を重ねあっている。
 そんな奇妙な、信じられないような光景を眺めながら、福地もまた、尽きることのない欲望の罠に嵌まってしまった自分を覚えるのだった。


「センセエに話をしてから、と思ったんだけど。......あたし、ついベッドでウトウトしちゃったでしょ? ヘンだな、と思って眼が覚めたらアレだもの。話するヒマがなかったってわけ」「それはわかったけど。......けど、いったい」
 つい頬を染めながら福地は少女たちを見渡した。
 意識のない、いわば『眠り姫』だからこそ、あんな恥ずかしい真似もしたのに、ゆかりがそれを眺めていたなんて。
 しかも、出てきた彼女は、つながったままの二人の局部を舐めたりなんかして。
「センセエ、ゆかりと、......ううん、もっといっぱい、ウチの学校の生徒たちみんなと、セックスしたくない?」
「そりゃあ、オトコだから......。いや、キミは何を言ってるんだ。仮にもボクは教育者だ」
「日本人って、そういうタテマエが好きなのよねえ」
 ゆかりが決めつける。
「センセエはそれでもいいわ。生徒のお尻、さわりまくって、外では女遊びにはげんで」
 なにせ福地は二人の少女にまとめて弱みを握られた身の上だ。反論できない。
「むずかしいコトじゃないの。センセエには『中国文化研究会』の顧問になっていただく」
「中国文化研究会?」
「そう。ミカエラの女の子たちみんなで、中国四千年の神秘を勉強しようっていうわけ」
 ......そんな遠まわしな言いかたじゃ、この脳味噌ボッキ男にはわかんないわよ。
 巫華は、だから口を挟む。
「キモチのイイ中国文化を、ね」
「こほん、だけど、その、......ウチの学校は、その......」
「わかってるわ。だからあたしはミカエラに留学したの」
「どういうことだ?」
 チャイナ・ドレスの裾をなおして立ちあがって、巫華はゆっくりとベッドの周囲を歩いた。割れたスリットから白い太腿が色っぽくのぞく。
 たっぷりとオトコの視線を引きつけておいてから、いきなり床にあぐらをかいて座る。
「センセエ、......キモチイイのキライ?」
 股間だけを豪奢なシルクでかろうじて隠して、きゃしゃな素脚がむきだし。
 ついさっき、その中身を心ゆくまで眺めたはずなのに、またしても心が騒ぐ自分を発見して、彼は驚いた。欲望の底が抜けてしまったみたいだ。
「なにも考えてはいけないわ。黙って欲望に身をまかせるの。そうすれば......」
 あぐらのまま、ゆっくりとチャイナ・ドレスの前だれをまくって行く巫華。その欲望の発信源は濡れて光って、輝いている。オトコの脳味噌は空っぽになってしまう。
 ふくらみはじめたサラミ・ソーセージを、ゆかりは見逃さなかった。
 パクリと口に含む。
「欲望......っていうのは、つまり生きているっていうコト。アナタにはわかるわよね」
 ゆかりが、口に含んだままのペニスを中心にぐるっと回転する。
 洒落たレースのランジェリーに包まれたゆかりの尻がオトコの顔の前にあらわれる。巫華が、その下着の秘密を教えてくれた。
「舐めるのよ、センセエ。どんな味がするか。......欲望の味ってどんななのか」
 あたりまえのパンティなんかと違って、その裾はすぐに横にずらされてしまう。はいたままでヘヴィー・ペッティングが可能な構造だった。
「処女膜......って、見たことある? ホンモノの処女膜。ほら、コレがそう。舐めてもいいのよ、ホンモノの処女膜を」
 それは、悪魔のささやき。
 巫華の指によって唇がヒシ型にきしんで開かれた。その中身。
 ピンクの粘膜。
 その危うい体験の数々にもかかわらず、いまだかつてオトコのモノを受けいれたことのない秘肉が魅力的にそそる。
 たしかに、ヴァージンに違いないだろうと思わせる。
 それが処女膜というモノなのか、真珠のような輝きの愛液に包まれて、薄い肉の襞が見える。わずかに挿入口らしき穴もあるが、とても小さすぎて、損傷なしには挿入できそうもない。
「......ああ、けれどオトコにとっては残酷だぜ、眺めるだけ、いや、舐めるだけなんて」
 文句を言いながらもむしゃぶりついてゆく福地。
「挿れさせてあげるわ。けど、今はダメ。『処女陰唇』を作るんだから」
「......?」
「弾力性を生かして、挿入しても破れないように『鍛える』のよ。完成すると、ペニスの抜き挿しにつれてねっとりからみつく、キモチイイ処女陰唇になるの」
 あいにく口がふさがっているゆかりに代わり、巫華が説明してやった。
「そんなこと、できるのか?」
「......ふふっ、やだ、センセエ知ってるじゃない。あたしを抱いたんだから」
「じゃあ、じゃあアレが......?」
「見たい? もう一度」
「うん、うん」
「指、一本だけ。......ゆかりとあたしと、挿れてもいいわ。けど、そっと。傷つけないように注意して」
「い、いいのかい?」
 巫華はゆかりのフェラチオを中断させた。
「......磨鏡っていうテクニックがあるの。まず、それでじゅうぶんにアソコを濡らしてから」 シーツに字を書いて、巫華は説明した。
「磨、つまり磨く。鏡を磨くわけ。こうやって」
 ちょうど顔だけを映す手鏡。架空のそれを空中に設定し、柔らかい布で拭いているような手つき。まだ呑みこめずに不審げな表情の二人。巫華は動かしたままの手を、ゆかりの局部に持っていった。
「つまり、こういうこと」
「あっ、......巫華......」
「あたしのも。......ねっ?」
 二人の少女は熱心に、お互いの『鏡』を磨きはじめた。なるほど、磨けば磨くほど『鏡』には艶が出て光を増してゆく。
 恥ずかしいヨダレでテロテロに光ってくると、今度は『鏡』どうしを擦りあわせて磨きはじめた。
「ああ、ねえ、ねえ、巫華、......あたし、キモチイイ」
 松葉くずしの姿勢でクリトリスとクリトリスが直接こすれあう。
 グラインドする腰の動きときたら、処女のゆかりもかなり達者なもので、豊かな将来性をうかがわせた。
「イッちゃって。......オルガスムスを迎えるとオンナのソコって開くように出来ているの。たかが指一本のコトだけど、アナタは処女。ずっと楽に挿入できるわ」
「あっ、また、また来る......!」
 頬も耳も、すっかり赫く染めてゆかりが昇りつめる。
 言葉が出なくなって、ただゼイゼイと息を荒くして。
 そして、巫華に眼で合図されたオトコが手を出していった。ぐったりと崩れたゆかりと、その隣に並んだ巫華と。
 許されたのは、中指だった。
 ひとさし指でないところがミソだ。
 その太さこそさして変わらないものの、ひとさし指のように自由に動かない、不器用な指だからだ。
「......いいわ、気をつけてね」
 甘い言葉に誘われて、彼は両の中指をゆっくりと呑みこませていった。


 二人の少女はまったく違った外観の、けれど同じくらいに魅力的なセックスを持っていた。 巫華は恥毛がひじょうに薄い。そのために構造がかなり歴然と見える。ふっくらと脂の乗ったピンクの大陰唇が両側から迫って陰裂を作り、磨鏡術(?)のために充血した唇はマニキュアの爪を食いこませて開かれている。
 ゆかりのモノは、そんなにあらわではない。
 腰まわりの肉付きの良いゆかりは、それに見合っただけの恥毛の量を持っていた。
 といっても、たかだかスクール水着をつけるのに『手入れ』が必要なほどではない。だから生えっぱなしのブッシュ。陰阜にこんもりと盛りあがっている。
 はみ出した『唇』の発達は非常に良かった。
 やはり充血していい色になっている。
 べたべたに濡れているのも、巫華と同じだ。
 指はさほどの抵抗もなく、ズブと挿入されてゆく。処女であるゆかりの方もそうだった。意外といえば意外なような気もするが。
「どう? どんな感じ?」
「熱くって、いい感じだよ。ヌルヌルで」
「あたしのほう、ゆっくりヤッてみて。入れたり出したり」
 そうしてみた。
 ねっとりからみつくはずの唇は、巫華が自分で開いている。
「ああ、ホントだ。ピンクの肉が、ビラビラしたのが、からみついて来る」
「そうなの。それが『処女陰唇』よ」
 眺めているだけでたまらなくなってしまう。この指がペニスだったら......。
 むしろ荒っぽく抽送した。
「ふふ、またシたくなったんじゃない?」
「もうパンパンに張っちゃっているんだ。キミが欲しくって」
 巫華が開いていた指を離した。処女陰唇と小陰唇と、左右合計四枚、いや、それを両側から押さえこむように包む大陰唇も含めれば六枚の『唇』が指にからみつく。
 あふれ出るヨダレのせいでやたら滑りが良いくせに、それに巫華がセックスを緩くしているくせに、六枚の『唇』のためにねっとりとした抵抗感があった。
「締めてみようか? ほら、どう?」
「スゴい、指が、ちぎれてしまいそうだ」
「ゆかりのも。......でも、そっとね」
 そうなのだ。左手の中指はなんと、処女のセックスに挿入されているのだった。
 彼は気を使いながらも、指を抽送してみた。
 これもまた、ねっとりとからみつく。
「あっ、センセエ......!」
「痛いのか?」
「ううん、ああ、たまらない、キモチイイの」
 巫華は嬉しそうに微笑んでみせた。
「でも、......その味は永遠に失われてしまうのよ。ヴァージンじゃなくなったら」
 オトコの指を掴んで抜きとった巫華は、一本ずつ舐めてきれいにしてやった。ペロリと悪戯っぽく、よく動く舌に、背筋がゾクゾクするような快楽の予感。
「中国文化研究会の目的のひとつは、ミカエラ学院の選ばれた処女たちに『処女陰唇』を作りあげること。......どう? もんくある?」
 体育教師の福地も、ご自慢の筋肉質のカラダのあちこちに唇を這わせられながらでは、文句のつけようがないのだった。


 最初の生徒、北澤ゆかりを素材としての『処女陰唇』作りが始まったのはゴールデン・ウィークと呼ばれるジャパン古来の風習が行われ、ヨコハマ海岸通りをにぎやかな子供たちのパレードが行進するころだった。
 作成には『角先生』という名の道具が使われる。
 これは一種の疑似男根。つまり張型(ディルド)であり、先が太く、根元にストッパーがついている。そのため挿入しただけで、うまく固定される。
 しかもサイズがきわめて多い。
 一番から二十番までの二十種類。軟質ゴム製のそれは小型のブリーフ・ケースに整理されて収まっている。
 その娘のヒーメンの厚みと性質と、もともと開いているアナの大きさなどによって、どの番号からはじまるか決定される。(そう、もともと処女膜にはアナが開いているのだ。でなければ生理の出血が出てこない)
 挿入を楽にし、なおかつ異和感をやわらげる特殊なオイルを使って挿入し、その上からいつもの下着をつけてしまえば、日常生活にはまったく支障はないし、排尿にも不自由はない。ストッパーは邪魔にならないように設計されているのだ。
 ゆかりの場合は慎重な『診察』の結果、三番からはじめることになった。
 一番だとか二番なんていうのは、もっと幼い女の子用なのだから、かなり小さいサイズ。タンポンのSサイズより細いくらいだ。
 あとは様子を見ながら番手をあげて行く。
 二十番ともなると、ほとんど体育教師の福地のモノほどの太さがあり、長さもかなりのモノ。これを使うようになれば、まず、通常のオトコを相手には不自由はない。
『なんか、ヘンな気分。こんなの使ってちゃ、オトコと遊べないわね』
 初めてそれを見たゆかりはそう言った。
『しばらくの我慢よ。そのあいだは、あたしが相手してあげる』
 もっとも、わずかな辛抱で『処女陰唇』ができるのだから、ゆかりにしても異存はない。むしろ巫華との行為を知ってしまった今となっては、かつてのオトコ遊びなんかはバカバカしい冗談にしか思えないのだった。
 一週間で次の四番手のディルドに移行した。
 もちろん巫華はゆかりだけのためにこんなモノを香港から送らせたわけじゃない。ルームメイトたちも次々に仲間に引きいれていったのは、言うまでもなかろう。オナニー狂いの少女たちが『磨鏡党員』に変身するのにさしたる時間はいらなかった。
 したがって、これから発足しようとしている中国文化研究会の最初の会員は次のようになるであろう。
   顧問............福地謙蔵 (聖ミカエラ女学院教員、三十二才)
   名誉会員......煬 巫華 (香港出身、中等部三年、十五才)
   会員............北澤ゆかり(横浜出身、中等部三年、十四才)
         仲乃梨紗 (東京出身、中等部三年、十四才)
         村川唯美 (福井出身、高等部二年、十六才)
         鈴埜菜摘 (京都出身、中等部二年、十三才)
         西條絢子 (横浜出身、中等部三年、十四才)
 覚えておられるであろうか。さいごの西條絢子というのは、『オマンコヨウゴザイマス』がヘンな挨拶であることを教えてくれた娘である。
 あれがきっかけで巫華の親友となり、元町でサンドイッチやハンバーガーを食べ歩いているうちに、まあ、そういうコトになったというわけだ。
 きわめてマジメな娘である彼女は、それゆえにあっけなく、巫華の『フリーセックス理論』にダマされてしまった。
 巫華はこう言ったのだ。
『結婚するまで肉体のまじわりを持たないなんて、売春そのもの、ううん、もっと悪い。だって、価値さえ定かでないモノを担保に、オトコのヒトに人生を賭けさせるわけじゃない? 売春婦だって、価値の定まったモノに対してわずかなカネを賭けさせるだけよ』
 処女を守るなんてコトがいかに馬鹿馬鹿しいものか理解した彼女は、磨鏡術を試してみると、言葉とは裏腹にきわめて過激な快楽の徒であった。
 いや、根がマジメ一方の娘だけに、快楽を貪ることにおいてもマジメそのものなのだ。
 絢子と磨鏡術をおこなうと、だから身体中が咬傷だらけになり、ほかの娘たちの嫉妬心がメラメラと燃えさかって、とんでもないコトになってしまう。
 巫華はその才能に注目していた。
 ふだんは大人しくって、エリック・サティのピアノ曲を弾きこなし、ヴラマンクの絵を愛するセンスの良いインテリ娘なのに、それに巫華に教えられるまではオナニーすら知らなかった(!)というのに、磨鏡術の手にかかると、泣き、喚き、噛みつき、叫び、暴れまくる情熱家に変身を遂げる。
 だから、......巫華のめざしている『超高級娼婦』としての素材にはもうしぶんがない。
 ただ、タンポンすら使ったことがないばかりか、巫華とさして変わらぬ幼い身体つきのせいで、ディルドは一番から始めなければならなかった。
 まだ発育途上のためにヒーメンが厚く、挿入口もきわめて小さいのだ。
 が、これからの食事制限によっては、チャイナ・ドールの巫華にも負けないジャパニーズ・ドールの肉体を作りあげる可能性をうかがわせる。そう、どこの国でも上流階級のオトコたちは、子供のようなカラダをして不可解なまでに情熱的なオリエンタル娘を好きなのだ。


「まだ、しなきゃいけないコトがあるわ」
 足を使いながら巫華は言った。
「中国文化研究会なんていっても、まだ発足してないんだもの。学院側に認めさせないと」
「ああ、......うん、ああ」
 生返事に終始する体育教師。
「ちゃんと聞いてくれなきゃ」
「無理だよ、こ、こんなコトをされていちゃ」
 新しいテクニックなのだった。
 つまり、以前に巫華が見せた『掮』というテクニック。読者は覚えておられることと思う。射精寸前に足の裏、土踏まずを使って首を絞める。その極意は頚動脈を押さえることによって軽い失神状態を作りだし、張りつめたペニスの暴発を防止することにある。
 フッ......と意識が薄れる瞬間、いくら爆発しそうなペニスでも萎える。
 完全に意識がなくなったら、オトコは射精できないという、肉体の不思議を利用したテクニックなのであるが、今の『足戯』はそれではない。
 香港ではごくポピュラーといっても良い『弄』というテクニックだ。
 巫華の足のサイズは十九センチ半である。
 日本人などと比べると異常に小さいわけだが、これは幼いころからひとまわりサイズの小さな靴をはいて育ったせいだ。
 もともと纒足という伝統のあった中国、これくらいの肉体改造はアサメシマエとでもいうか、少なくともこの現代でも、イタリア製のきゃしゃなハイヒールがきわめて似合うというメリットはある。
 そして、小さいばかりでなく、非常に器用な足であった。
 両の土踏まずを合わせる。もちろん、そのあいだにペニスを挟んで、だ。
 手と同じくらいの自在さで、足はサラミ・ソーセージをもてあそんでいる。もてあそぶ、つまり『弄ぶ』であり、だから『弄』と呼ばれるのだ。
 上下にスラストしたり、また、錐揉み運動。
 このテクニックに欠かせないのが見栄えのする小さな足である。
 男の足と見紛うような大足では興醒めというもの。巫華のように、美しいペディキュアを施した、異常なまでに可愛い足でないと、眺める立場のオトコとしても昂奮しない。
 皮膚感覚とともに視覚的な快楽までも追及しているのが、中国四千年の歴史というもの。
「ああ、も、もうガマンできない」
「あらあら、また? だってさっきも」
「キミが、キミが一番だ」
 近ごろではゆかりともヘヴィー・ペッティングを楽しんでいる福地だが、それは本心だった。「センセエ、......学院長のこと、好きなんでしょ?」
「むかしはそう思ったこともあったなあ」
 今ではすっかり巫華のとりこになっている福地は、もう、嘘のつけない身体。
「ヤッちゃえばいいのよ。ゆかりみたいに。......いいえ、もっと激しく。コレをアソコに突っ込んでズボズボ、って」
 まるで、その光景が脳裏に浮かんでくるような足使い。
「ほら、眼をつむって。......あたしの足じゃなくって、学院長センセエのセックスに嵌まっているんだって。そう思って。スゴくキモチイイの。藤乃センセエ、処女かもよ。すごく痛がって暴れるの。こんな声を出すわ」
 巫華は唇をペロッと舐めて、オトナの声色で悲鳴をあげて聞かせた。
「ああ~っ、痛いわ、痛いッ! お願い、福地センセエ、おやめになって、そんな、そんな」 寮の三階。
 しかも真夜中だから、そんなに大きな声は出せない。けれど十分だった。足だけの働きでぜいぜいと息を乱したオトコが『うっ』とくぐもった呻きをたてる。
「......ひどい、ひどい、こんなにいっぱいセーエキをお出しになって、あたし、ベタベタ」
 言われるままにうっとり、眼をつむったままのオトコ。
 巫華はおもしろそうに眺めて、さいごの処理をくわえる。
 足指で揉みしだかれて、サラミ・ソーセージがイッた。痙攣しながら熱い白濁をあちこちにふり撒いて。
 それは剛毛の生えたオトコの下腹部に飛び散っていた。
「まだ。まだ眼をあいちゃダメ。......アナタは言うの。『舐めろッ、ぜんぶ舐めてキレイにするんだッ』って」
「うん、うん。......舐めろッ、キレイにするんだ」
「でも、ザーメンだけじゃない。藤乃センセエ、オールド・ミスでも処女だから、血が混じってザーメンがピンク色。それを泣きながら舐めてキレイに」
 巫華それを実演してみせた。
 いつもながら量の多いザーメン。
 ......けど、この味にもちょっと飽きたかな? さいきんコレばっかだもん。でも、もう少しの辛抱。
 ベトベトになったサラミをチュッとしゃぶってオシマイ。
「強姦するの。遠慮はいらないわ」
「ゆかりみたいに、あとで仲間にするのか?」
「あんなオバサン、どうするのよ。......ヴィデオと写真でしっかり証拠を撮っておくわけ。聖ミカエラ女学院の若き跡取り、藤乃女史の強姦ヴィデオ。それを握っているかぎり、あたしたちは何でもできる、ってわけ」
「けど、そんな」
「あたしたち、楽しめるわ。コレが藤乃センセのセックスに嵌まっているところ、想像しただけで、ほら。......濡れてるデショ? ましてやホンモノのヴィデオだったら」
「オレが他のオンナとヤッてもいいのか?」
「......うふっ、見たいのよ。あたし、きっと昂奮しちゃう。センセだって、そんなこと言って、ホントはしたいくせに。だって、こんなにパンパン」
 何度イッても、その張り具合はいつでも素晴らしかった。
 まったくもって、体力だけは言うことなしのオトコなのだった。

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長い長いチンポコ文学

今だと中等部の設定はちょっとまずいのでせめて女子大生でお願いしますということになって、
お洒落な山手から離れて山奥の緑園都市が舞台になってしまいますね。
(雙葉とかもあるのに何故フェリス前提なのか)

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放射能が降る都市で叛逆もせず眠り続けるのか- 原発事故は終わっていない。それは今なお進行する現実であり、身近に迫るカタストロフなのだ。なぜ国家は何もしないのか、なぜ報道は何も伝えないのか、なぜ国民は何も考えないのか、社会はどう変わるのか、経済はどう動くのか、そして我々はどうなるのか......... 答えは本書にある。 税・送料こみ1870円

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<蔵元 田中屋本店> 三年漬梅干 
17-23粒袋入 税・送料込み1320円
塩だけで漬けた梅干しです。添加物一切ナシ。豆州楽市でどうぞ

  
ポルノ雑誌の昭和史 (ちくま新書)



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