日本最後の鰻はオレが食う!

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戦前から延々とその姿も中身も変えずに売られ続けているという、伝説の缶詰です。今どき珍しい、缶切りでキコキコと開けるタイプ。

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開けると仰天、鰻が油紙にひとつずつ、大切そうに包まれている。もちろん、国産鰻です。伊号潜水艦の乗員も、東京拘置所の悪人も、歌人の斎藤茂吉も愛した、最近ではオリンピック代表選手も持参したという、戦前から続く伝統の逸品です。たかが缶詰なんだが、この缶詰くらい多くのエピソードを持った缶詰はない。戦争中には、歌人の斎藤茂吉が買い占めて、疎開先の山形県に沢山持ち込んだが、勿体ないので少しだけ食べ、東京に戻る時、また大部分持ち帰ったとか、「鰻の蒲焼なかりせば、( 評論 ) 柿本人麿』や『万葉秀歌』はもちろん、( 歌集 )『白桃』も『暁紅』も『寒雲』も『のぼり路』も生まれなかった」とか、あるいは潜水艦に積まれたそうで、

小学校の先生がおっしゃってました。大学時代に兵隊にとられて海軍に配属されたとか。潜水艦に食料を積み込むにあたり兵士の士気維持のため潜水艦乗員の食糧には格段の配慮がなされており、積み込みの際には自ら命ぜられていないのに参加して、ウナギの缶詰を肩に担いタラップを渡る際に故意に海に転落、「どうにも見つかりません」ということで上官が阿吽の呼吸で「では別のものを倉庫から出して来い。貴様らの不注意で貴重な糧食が無駄になってしまったではないか」と大声で罵倒するもどういうわけかビンタはなし、かくして潜水艦出航の後、海底に沈んだ缶詰を回収して皆で食べたとおっしゃってました。したがってウナギの缶詰を担う兵士の何人かが必ず海中転落するのが常だった。

とか、あるいは東京拘置所に収監された佐藤優氏によれば、

『うなぎの蒲焼きは、筆者の好物だ。
10年前、鈴木宗男疑惑に連座して逮捕され、小菅ヒルズ(東京拘置所)の独房に512日間拘留されたとき、当初、うなぎの蒲焼きを食べることはできなくなると諦めていた。
しかし実際は異なった。
拘置所で囚人が購入することのできる缶詰は限られている。
ところが、外部の支援者は、拘置所の指定売店で購入した高級缶詰を差し入れることができる。
その中にうなぎの蒲焼きがあった。
缶詰なので、うなぎの身が少しパサパサしているが、味はいい。
アルマイトの弁当箱に入った炊きたてのご飯(ただし米が7割で大麦が3割)に乗せて食べるうな重は最高だった』

とか。なんと、戦前からの、超ロングセラー食品です。蒲焼きと言っても缶詰なので、中までシッカリ味が染み込んだ、佃煮風の商品です。鰻の佃煮と言えば、
昭和天皇陛下が愛した逸品で、大事に少しずつ、チビチビと食べていたそうです。そんな、様々な伝説に彩られたウナギです。もちろん、浜名湖産のウナギです。昔から、ずっと、同じスタイルで売り続けています。

そんな事よりうなぎ缶詰だ。オリンピックでメダルを獲った水泳女子選手が、「鰻の缶詰」をリオに持ち込んで食っていた、という報道があったね。多分、コレです。また一つ、伝説に追加ですw 戦前からうなぎの缶詰だけを作り続けてきたメーカーさんです。潜水艦で、拘置所で、登山で、過酷な環境で愛されてきた逸品です。歌人の斎藤茂吉は、戦争中に買い占めてチビチビ大事に食べていました。もちろん、浜名湖の国産うなぎです。


<浜名湖食品 うなぎ蒲焼き>5缶 4300円(税・送料込み)

浜名湖産のうなぎ蒲焼を缶詰にしました。缶詰なので蒲焼のタレが芯まで滲み込み佃煮風。うな丼に、お茶漬けに、ひつまぶしに。
その日に調理したうなぎを蒲焼きに加工し、そのまま缶に詰めました。夏バテや夜盲症を予防するビタミンAが豊富に含まれています。

豆州楽市がお届けします。

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 ウナロス 

2021年の新語 

ウナギ禁止条約の発効に伴い、ウナギを食べられなくなった人の喪失感のこと

(ペットロスだけじゃない!大切な存在を失くしたロス症状から回復するには サン・クロレラ健康BOOK)
https://www.health-sunchlorella.jp/mentalhealth/mh08/

 なお厚労省医療審議会薬事部会にウナロス特効薬として「鰻の缶詰」を承認するよう申請があったが、正確な判断を下すには実際に試用してみる必要があるという意見が続出した。

 ところが、その要求に応えるためには、ストックの半分以上を放出するしかないことが分かったため、申請は取り下げられた。

 なお、これにともないストックは全て禁制品扱いとなったが、会社によるとすでに倉庫には1ケースも残っておらず、その行方については調査中とのことである。


食いしん坊の斎藤茂吉は特に鰻が大好物でうなぎの歌をたくさん書きました 

昭和初期から敗戦後まで「戦争を挟んだ食の昭和史」特に鰻への偏愛歌として 

現代への批評としても秀逸なので小泉博明博士の「斎藤茂吉と鰻」から引用 。。

《 ゆふぐれて机のまへにひとり居りて鰻を食ふは楽しかりけり 》昭和2年

《  これまでに吾に食はれし鰻らは仏となりてかがよふらむか  》昭和19年

《 最上川に住みし鰻もくはむとぞわれかすかにも生きてながらふ 》昭和20年

《  汗垂れてわれ鰻くふしかすがに吾よりさきに食ふ人あり 》昭和23年

《 十餘年たちし鰻の罐詰ををしみをしみてここに残れる 》昭和24年

《 戦中の鰻のかんづめ残れるがさびて居りけり見つつ悲しき 》昭和25年

 惜しみ惜しみ食べ敗戦後まで残った錆びた缶詰が特段に感興を誘います/笑。

うなぎはさんまとしゃけの次にうまい

「うそがない なきごと言わない ぎりがたい」はさつきのうなぎなんだが
小津作品で、鰻屋の場面で肝心の蒲焼きが映らないのはなぜか
http://blog.livedoor.jp/korban/archives/1073208498.html

リアルな写真見て、鰻食いたくなった!

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