チョコレート・カップ

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チョコレート・カップというのがあるわけです。今ではあまり聞かれなくなった言葉で、18世紀くらいには「チョコレート」というのがコーヒーや紅茶のライバルとも言える飲料だった。ホット・チョコレートというのは、ココアとはちょっと違うらしい。ココアより濃厚でドロドロとした飲み物だったようだ。上の写真は1744-45年にリオタールという画家の描いた「チョコレートを運ぶ娘」という絵です。手元をアップにしてみると、受け皿の付いた背の高いカップが描かれている。背が高いので、転げないように支える金具みたいなのも描かれているが、これは「マンセリーナ」と呼ぶ。

チョコレートカップは、コーヒーカップやティーカップに比べると器高が高く、「マンセリーナ」とよばれるカップを固定できる受台付きの皿の上にのせられているようである。マンセリーナは 1673年にチョコレートがこぼれても皿で受けられるように、底が丸いヒョウタンをのせる受台をつけた皿を発明したと言われるメキシコの副王マルケス・デ・マンセーラの名に由来するという

チョコレート・カップが転げないように受ける金具の名前が「マンセリーナ」。覚えておいても一生、役に立たない豆知識ですw 今では、チョコレートを固形にして食べる習慣が広がったので、ホット・チョコレートそのものがなくなった。

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さて、ウチのチョコレートカップたちです。左がオールドノリタケ。センターが「舞子」と銘が書かれているが、不明。右もオールドノリタケ。時代的には1911年から1921年あたりまでだろう。いずれも手描きで、一見して「デミタスカップの背が高いヤツ」といった感じです。

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アップの絵に誰も反応しないとは、皆さん紳士なんですね。

このころのチョコレートは濃厚でドロドロしてるし、色んなものを混ぜて、滋養強壮用か一種の精力剤みたいに扱われてたみたいですね。だからコップの水はチェイサーなのかな。この絵を紹介している別のサイトに、これは炭酸水だと書いてありました。また、なんだか和風なお盆だと思ってたら、そのサイトには日本の漆のお盆だとも書いてありました。雇い主は新しモノ好きの金持ちなんでしょうか。

このころのエプロンは、前に袴の腰板みたいなのがついてたんですね。白いスカーフをたくしこんでも形が崩れていないようだし、何か工夫はあったのだろうか。エプロンのたたみジワが生々しいし、たぶん時間は朝ですね。よくわからないのが、かかとの高い靴です。この時代のメイドの靴はこんなのだったのかな。
あるいは、このメイドは主人の愛人で(一盗二婢っちゅうやつですね)、彼女はチョコレートでけでなく、その若々しいホーマンな肉体も運んでいると妄想するとエロエロしいですね。僕もこんなメイドさんにチョコレートを運んでもらって、そのまま手をひっぱって「あれご無体な」とか言われてみたいです。

で、マンセリーナの豆知識を仕入れて見ると、真ん中のカップはマンセリーナのだまし絵風の絵付けになってることが分かって面白味が増すわけですね。

 ロリコンばっかだから、JKみたくスリムバディでないと食いつかんよw

マンセリーナという言葉、お勉強させていただきました。
 
メキシコ料理の名物でチョコレートで煮込んだ肉料理を食べます。
色はチョコレート色ですが、砂糖なしで甘くない料理です。
おいしいかと聞かれると、チョコレートは甘いものという洗脳が邪魔をします。
 
メキシコでは昔、皇帝が1日50杯もチョコレートを飲んだと聞いたことがあります。
甘くしなかったのでしょう。
絵画のチョコレートの糖分が気になるところです。
 
ココアは19世紀前半、ヴァンホーテンによって製品化されたそうです。
それまでのチョコレートというのは、飲む直前に炒ったカカオ豆を粉々に砕き、すり潰してから熱湯を注ぐものだったそうです。
カカオ豆の約55%はココアバターと呼ばれる油分なので、すり潰した状態で保存すると直ぐに凝固してしまうんだそうです。
絵画の召使いがうやうやしいのは、そういった面倒な作業を無事終えた自信に満ちているところと読みましたが、全く違う解釈もあり得るんですねw
勉強になりました。
 
現代ではチョコレートは精力剤というよりは、ストレス軽減などの健康面が注目されているらしく、よく散歩に行きます鎌倉では去年今年とチョコレートドリンクの専門店が3店もオープンして賑わっています。
手持ちで飲み歩きが基本で、カップは素敵なチョコレートカップではなくプラカップ、1杯600円前後です。
 

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