横浜薩摩

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デミタスコーヒーのカップです。古い時代のコーヒーカップは小さい物が多い。薄いコーヒーを大量にがぶ飲みというアメリカンなスタイルは、割と新しいのだろう。これはドイツからの里帰り品で、「日光」という銘が入ってる。この銘を頼りに調べてみると、横浜薩摩でありますね。「加藤湖三郎による。1882年(明治15年)に横浜弁天通二丁目に店舗を構える。どちらかというと九谷の絵付けが多い。」そうで。横浜薩摩というのもわけわかんないんだが、有名な沈壽官窯をはじめとする薩摩の窯が各地の絵付け職人に生地を提供していたのだ。ちなみに「大日本」の謎というのも、このサイトで判明した。

日本陶磁器が海外輸出を意識するようになったことで、欧米のように「製造元を示す銘」を付けることが普及した。そして輸出用に「大日本」という名前が多く使われることになった。「大日本帝国」の名は大日本帝国憲法以前の万延元年遣米施設(1860年)の条約交換証書にて「大日本帝国」と記されており、輸出磁器においてもほどなくして「大日本」という銘が使用されるようになっている。

髪の毛ほどの細~い金線で、緻密な草花が描かれている。もちろん手描きです。日光商店は横浜の弁天町2丁目27番地にあったらしい。昭和5年にもその場所にあった事が確認されているので、1930年頃までは磁器輸出をしていたようだ。なお、こうした絵付師の工房では、薩摩だけでなく九谷からも生地を購入している。生地と絵付けが分業制なのだ。

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>横浜薩摩 生地を提供

 薩摩にも磁器用の陶石(カオリン)があったんですね。 よく見つけたものだ。 カオリンは景徳鎮の陶土の産地の高嶺から産出する粘土鉱物のこと。

(指宿カオリン)
「焼物は必要のものなれども用に足すには何ぞ美麗を尽くすに及ばざるなり、然れども外国貿易追々開けるについては、物産の開発を先んぜられば其詮なし、国産の陶磁器は夷人も稱美せり、仍て其のため製造を精良にするの見込みなり、幸い国産の白土は(指宿土、霧島土)陶器に宜しき由なれば、製造をよくする時は、佐賀の磁器同様の産物となるべし」(島津斉彬言行録)
http://ibusuki-geopark.net/?p=621

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