九谷のアンティークカップ

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これは素晴らしい逸品で、明治の輸出用日本陶磁器業界を代表するような作品だと思う。九谷の岩花堂は、1880年から1930年くらいまで、イギリスやアメリカに輸出をしていた。手描きの絵付けで、里帰り品です。この時期は「新九谷」と呼ばれていて、明治維新で失業した士族の救済事業として、頑張っていた時代です。

岩花堂は1873(明治6)年、金沢上柿木畠に金沢区方勧業場が設けられた際に窯が築かれ、京都の陶工西村太四郎と尾形周平を招き、尾形乾山風の陶器を焼いた。その後、1876(明治9)年には石川県勧業試験場となり、1880(明治13)年に廃止となったが、横浜宣徳らが士族授産のためにこの製陶工場と機械などを借り受けて「岩花堂」と命名し、操業を続けた。その後、1882(明治15)年には藤岡友次郎がその施設を継承して藤岡岩花堂と名付けた。

器が良いので、お菓子もここは頑張って、色を合わせたw 「ミシマバイカモ」という羊羹です。この和菓子屋さんはちょっと変わってて、どら焼きと、季節商品のこの羊羹しか売ってないw 一日限定10本です。

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把手はあまり好みじゃないけど、絵付けは素晴らしい。
これで飲んだらうまそーだ

>ミシマバイカモ

 齊藤了英にホロコーストされたはずの藻の一族ですね。 齋藤家の魔の手から辛うじて逃れて、今も柿田川にひっそりと生き残っているそうです。

(ミシマバイカモ)
「1950年代中頃に、三島市の繊維産業発達に伴い、地下水が大量に消費され、生息域水源が涸れたり生活排水流入による環境汚染により、一度は絶滅したと考えられた。

自然環境で現存するのは清水町の柿田川のみであり、現在楽寿園にて見られるこれらの植物は柿田川より移植されているものである。」
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9F%E3%82%B7%E3%83%9E%E3%83%90%E3%82%A4%E3%82%AB%E3%83%A2

(齋藤了英)
「1970年(昭和45年)夏、田子の浦港のヘドロ公害が大きな社会問題になった。約150の製紙工場から毎日200万トンの廃水がたれ流しにされてきた結果で、その33パーセントは大昭和系工場からのものとされた。」
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%BD%8A%E8%97%A4%E4%BA%86%E8%8B%B1

 「医師ガシェの肖像」もホロコーストするつもりだったそうですが、幸い、これも齋藤一族の手を離れましたw

取っ手は組み木のような和のテイストとアールデコのハイブリッドですよね。
カップの下部に描かれた連続模様も、アールデコによく用いられたエジプト風の柱飾り紋様と上部の和そのものの菊花をうまく融合させています。
当時の陶磁器って、良いも悪いも図案家の志の高低で全てが決まるような気がします。

下種な話ですが、18000円で売ってましたよ。同様の器が。欲しかったんで調べちゃいました。

だから、18000円で落札したのがおいらだw
まぁ、相場です。

素敵です~
豪華なのに白菊と白梅が清楚でお菓子の梅花藻とぴったり
緑の濃淡も季節に合います

 羊羹というと不透明かせいぜい半透明ですが、これは見事に透き通っていますね。 まさに「三島梅花藻」の清流。

(「三島梅花藻の里」)
https://hana.web-pallet.com/2690/

 これ見て思いだしたのがラファエル前派のオフィーリアw

(ジョン・エヴァレット・ミレイ オフィーリア)
http://www.art-annual.jp/news-exhibition/exhibition/32592/

 ・・あれは水中花なんかではない、岸辺の花が落ちて水面を漂っているのだ、なんて野暮な文句いわないでくださいねw

 そこで提案なんですが、三島梅花藻の身頃の季節に、「ミス・オフィーリア・コンテスト in ミシマ」というのを開催したらどうでしょうか。

 で、ミスに選ばれた妙齢の女性には、梅花藻の中でオフィーリア・ポーズをとってもらうw

 日本どころか、世界的な大ニュースになるかもしれませんよ。 何しろフジヤマの伏流水の清流にしか咲かないミシマバイカモの咲き誇る中に漂う大和撫子・・これは絵になりますってw

 ただ、水温が冷たすぎて、ホンモノの死美人にならなきゃいいんですが、そうなりそうになったら、急いで抱き起こして暖めてあげればいいわけで、そういう役なら喜んでお手伝いしますw

 あと、川辺では、アルチュール・ランボーのオフィリアの詩でも朗読してもらって。

(中原中也訳の「オフェリア」Ophélie)
「ランボーの「オフェリア」は
「ラファエル前派」の中心的画家として知られる
ジョン・エバレット・ミレー(1829~1896)の
油彩「オフィーリヤ」に触発されたものという説もあるほど
似ているところがありますが・・・」
http://nakahara.air-nifty.com/blog/2014/02/post-add3.html

 さて、ランボーには、「谷間に眠る者」という別の傑作詩もあります。

 ミスコンテストだけでは不公平なので、ミスター眠り人コンテストというのも、同時に開催したらどうでしょうかw  三島には、クレソンもたくさん生えてるようですし。

「湧水の道」食事処かわせみ本館で「清水町湧水クレソン」お土産アイデア最終審査会開催!
https://www.kakitagawa.or.jp/blank-9

 ・・野次馬さんらしき人は、いない・・ これは、三島市ではなく清水町でした、残念。  こうなったら、何が何でも清水町を強制併合しなくちゃねw

 ・・ここまでくると、誰も読まないでしょうが、ランボーの詩のさわりを貼っておきます。

(谷間に眠る者)
  ここは小川がせせらぐ緑の窪地
  草は銀の切れ端のようになびき
  太陽は山の頂から光を注ぐ
  ここは光あふれる小さな谷間

  若い兵士が眠っている
  口をあけ帽子も被らず首をクレソンに埋めて
  大空の下 草の上にのびのびと横たわる
  青ざめた唇には光が雨となって降り注ぐ
  ・・
  手を胸に 脇腹には二つの赤い穴を抱えて
http://poesie.hix05.com/Rimbaud/08dormeur.html

 こっちは、コンテストの仕上げに、猟友会の人にお願いして、お腹に2発弾を撃ち込んでもらうことになりそうですw

 


 


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