アールデコのオールドノリタケ

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オールドノリタケです。アンティーク好きには人気なんだが、これはアールデコ様式で、こういうのはちょっと安い。ヤフオクで2000円くらいから落札できるので、最近よくある「欧米デザイン、製造中国」のセットより安いくらいだ。裏の刻印などから推定されるのは、左の葡萄文は1911-1941年、右の月桂樹が1935-1943年という事になるらしい。おいらの子ども時代には、こんなデザインの陶磁器が多かったような記憶があるんだが、戦前までは日本の主力輸出品としてずいぶん外貨を稼いだものだ。陶磁器は世界中どこででも作っているが、良質の磁器は産地が限られる。右のカップ、中のコーヒーが透けて見えるほど生地が薄い。フィフティーズ・アメリカの田舎のダイナーあたりで出てきそうな感じですねw

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このカップ美しい!
陶磁器のことはよくわからないが、
この時代だと絵付けはやはり手書きだろうか。
これでもし2000円なら近所の陶磁器市とか河童橋で買うより値打ちっぽい。

>ちょっと安い

 緑色の葉っぱとか華のデザインだと「インドの華」(ヘレンド)が有名だが、同じデザインを100年以上使い回して、ティーカップ1ソーサー1の1セットで5万円近くする。 この20年で値段が下がるどころか2、3倍になっている。 一度目にしたら忘れられないデザイン。 もとはといえば柿右衛門なんだそうだがw ノリタケもこれぞノリタケ、という鉄板デザインがあればよかったのに。

(柿右衛門がマイセンに化けるとお値段は8万円)
http://www.samuimarket.top/products-420.html

 これに限らず、日本の会社は、値段の設定が安すぎるのでは。 もっと強気に価格設定して、世界中の金持ちからふんだくれw

オールドノリタケ、良いものもあるよね。
磁器のアールデコは絵柄がシンプル過ぎて、女性に人気がいまいちだが、私はリチャードジノリのジオポンティーのシリーズを持っていて、あれは絵柄も素敵でアールデコの残り香を感じさせる。
アールデコこそ現代デザインの源泉で、なぜならデザインや芸術というのは飽きのサイクルで、コンドラチェフサイクルではないが大きなサイクルは50年周期位で、アールヌーボーの様な派手で装飾的なゴールドの時代と、アールデコの様にシンプルで繊細なシルバーの時代が繰り返されるからだ。
ドイツのバウハウスだって、アメリカのクロームピカピカの1940~1950年代の自動車だってあれは流線型を纏ったアールデコだ。
現代でもカルティエの腕時計やジュエリーは良く見ればアールデコそのものだ。

江古田の近辺にこういうカップ&ソーサーのコレクションを棚にズラリと並べてる喫茶店があった。
気に入った容器を指名して、それに好きなコーヒーを淹れてもらうんだが、美味いのは当然として存外楽しい。
まだやってるかな。

今じゃどこのコーヒー屋でも紙コップ全盛で、人類は紙臭さとの戦いに突入した感じ。
アイスコーヒーの季節になればプラカップが主流となって少しは飲み易くなるんだろうが、それはそれでエコじゃないよね。
この流れに対抗したい連中はチタンとかステンレスのボトルを持ち歩いてて、かく言う自分も水筒派です。
「マイボトル持ち込み」で20円くらい安くなるし。

誰か解説して欲しいけど、この二つのカップのどこが「アールデコ」なの?右側のカップは取っ手を含めてシャキっとした直線が、まだアールデコを感じさせるけど(でも年代から言うと、残り香なのだろうか)、左側は良くわからない。机の質感の方が気になる。

オールドノリタケはアールヌーボーの後期から輸出をしているんだが、アールヌーボーは「腐ったロココ」と呼ばれるくらいで、装飾過剰。アールデコはそれに対して、シンプルで、ストレートなデザインです。これらのカップのデザインはアールデコ真っ盛りですよ。

うわ、畏れ多い。すみません。これ以上ごじゃごじゃ言いませんが、アールデコっていったらエンパイアステートビルのてっぺんみたいなイメージがあるので、どうも葉っぱが写実的すぎるような気がしました。確かにシンプルでクリーンなフォルムです。

一連のお茶ネタや器ネタはあまりレスがつかないですが、皆さん馴れ合いが嫌だからレスしないだけで、興味を持って見てる人は多いだろうと想像しています。お茶にしても、そろそろココロある日本茶インストラクターが飛んでくるころじゃないですかね。

アールデコは1925年様式と言われるように、1925年のパリ・アールデコ展の年が最盛期なのだが、それから1950年代のアメリカ全盛期のバブルな時代にかけて段々と過剰な曲線のデザインに変遷していく。
その移行過程にあるデザインだから折衷的で、右の器の形は直線的だが、絵柄は抑制されているとはいえ写実的ですこし装飾の方向に向かっている。
左の器は曲線だがアメリカ人の成金趣味なロココやバロックから見ればずっとシンプルで、モダンなデザインになっている。
現在よく見かけるデザインなので気がつかないが、これはアールデコの洗礼を受けて生まれたデザインなのだ。

なるほど、ありがとうございます。でも今度は別の点が気になってきました。右のカップ、今ヤフオクを覗いてきたら、よく似たカップを出品した人が「月桂樹ー日陶印 椰子柄・アール・デコ」と説明を書いていました。で、カップの底のマークも示してあったのですが、そのマークが、月桂樹の枝が左右に広がった中に「日陶」の文字があしらってあるものでした。

つまりこのカップは、底に「月桂樹と日陶」の印がある「椰子の葉の柄」のカップじゃないでしょうか。月桂樹の葉にしては変に切れ込みがあるし、ちょっとひっかかったので、しつこくこだわってみました。僕は最初、シダの葉かと思いましたもん。

そうだね、文様は「椰子の葉」だ。説明を省略しすぎて、わけわかんなくなっちゃったw ちなみに日本陶器というのはノリタケの前身の会社。略して日陶。

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