金盛りのオールドノリタケ

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オールドノリタケと言ったら骨董業界では人気なんだが、これは100年ほど前の製品です。もちろん里帰りです。里帰りという事で、聖心女子学院の紅茶を淹れてみましたw 裾野市の聖心女子学院校内には茶畑があって、紅茶を作っている。明治時代に農業省の多田さんという技師が、苦労してダージリンから持ち帰ったタダニシキという銘柄のお茶です。明治の先人を偲んで、その歴史を振り返って見ようというんだが、

白生地の研究に苦闘している1902年(明治35年)にロンドンのローゼンフェルト社のB.ローゼンフォルト社長が『金盛の絵付けを教えてほしい』とニューヨークのモリムラブラザースを訪ねて来ました。早速、金盛の絵付け方法を教えたのです。一方、白生地の製造に困窮していることを打ち明け助言を仰いだのです。
ローゼンフォルト氏の理解と好意でオーストリアのカールスバットの工場の視察とドイツのゼーゲル試験場のヒヘト博士を訪問することが出来、白生地の原料の配合と釉薬調合の手順の教えを受け白生地の製造は大きく前進しました。その後、度重なる研究の結果、天草陶石54、蛙目(がいろめ)粘土23、長石23の割合で配合することが最適であることを見極め永年の目標であった白生地の完成を見ることが出来ました。

国策として磁器を輸出品として育てようとしていたノリタケの前身であるモリムラブラザースなんだが、西洋の真っ白い磁器の生地が真似できなくて苦労していたわけです。そこで、日本ではありふれた「金盛り」という技術と引き換えに、西洋磁器の生地について勉強させて貰ったわけです。日本を代表する磁器メーカーノリタケの歴史はここから始まった。というわけで、金盛りのティーカップだ。これね、ケーキに文字を書く時みたいに、絞り出しで描いて行く、「イッチン」という技法です。生地に泥漿のイッチンで文様を描いておいて、そこに後から彩色して行く。様式としてはアールヌーボーで、実に、華やかできらびやか。オールドノリタケの中でも、ごく初期のモノです。

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 世界最高レベルの磁土といわれている天草陶石も良質なものの産出量は減ってきてるそうです。 代替として期待されていたニュージーランド産のカオリンにも釉薬との相性とかいろいろ問題はあるようで。 伊豆半島は、探せばいい陶石が見つかるのではないだろうか。

(天下無双の天草陶石)
「明和8(1771)年には平賀源内が長崎奉行に提出した『陶器工夫書』で「天下無双の上品」と賞賛しました。」
http://takahamayaki.jp/takahamayaki/index.html

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