何でも一緒くたに煮るだけ

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春の新芽ではなく、成長しきった硬い葉を火で炙って番茶を作り、それで雑穀や季節の野菜を煮て雑炊、というのは、古来、多くの日本人の常食だった。山村、農村では自給自足が基本だったから、カネを一銭も使わずにどんなモノでも食べられるので、魚介類の出汁なんか使いません。番茶の茶粥です。商品作物を作るようになって初めて、鰹節やジャコが農村に入る。それまでは、何でも自給自足です。椎茸も、一年中採れるわけじゃない、春と秋だけです。出る時は一斉にドカッと出るが、ない時にはまったくない。だから乾物にする。日本人はこういうモノを食べて、何千年も生き永らえてきた。「日本のお茶の歴史」というと、坊さんが抹茶や煎茶を伝えて、という史実が取り上げられるんだが、その一方では、歴史書に残されない、「食料としてのお茶」があった。というわけで、昔の茶粥を再現してみました。

コメは、スーパーで買った玄米と雑穀。どこのスーパーでも手に入る程度のシロモノです。椎茸も普通の安い干し椎茸。ドンコとか、そうした高級品ではない。ちょっと贅沢して、中華料理に使う貝柱を入れてみたんだが、これは失敗だったw その理由は後で書きますw 茶粥のコメは研がないのが常識です。研がないで煮ると、汁が濁る。トロ味が出る。それで何か困る事があるのかというと、まったくないw 薪炒り番茶は出汁パックに入れて、取り出せるようにしておく。椎茸はそのまま煮て、柔らかくなってきたら食べられない茎をハサミで切り落とす。全ての材料を水に入れて、ストーブの上で30分。昔だったら囲炉裏というのがありました。山の暮らしでは、囲炉裏の火は一年中絶やさないので、燃料費の心配はないねw 30分煮ただけの玄米は、中にわずかに芯があるみたいなアルデンテ状態なんだが、悪くない。味付けは塩だけです。日本には「岩塩」はないので、塩だけは買ったんだろうね。逆に言えば、塩以外は全て、身のまわりで、無料で手に入る。ニンジンや菜っ葉など入ってもいいだろう。大根の葉っぱもいいね。大根は角切りにして入れると、「おしん」の大根飯になるw 貝柱が失敗だったというのは、「美味しくなり過ぎる」からですw 煮干しを丸ごと入れて、出汁だけではなく、具にするくらいでちょうど良いw いずれにせよ、「何でも一緒くたに煮るだけ」なので、こんなの、料理でも何でもない。味付けは塩を使ったが、梅干しでもいいね。色々と応用が効く。茶樹の育たない東北地方などでは、こうした粥文化というのは早くに廃れてしまったが、西日本では長く残り、大阪の商家などでも毎朝の食事として供された。消化が良すぎて、すぐに腹が減るのが唯一の欠点だw

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今度うちでもやってみようかな。

山にお茶の木が自生してるので、それを採って蒸して黒いビニール袋に入れて日向においておくと発酵して紅茶になるらしい。

若い頃は普通の白粥をよく食べてました。(笑)

最近読んだ本で、奈良県の山村の話なんですが、かつての茶葉が手に入りにくい時代にはネコヤナギの葉で代用して茶粥を作ってたとか。

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