熊野釜炒り生茶

| コメント(0)


_DSC2564.jpg

静岡ではほとんど番茶は作られていない。明治時代に対米輸出用に、製法が「上級蒸し煎茶」に統一されたからだ。地方の各地に残っていた違う製法のお茶はどんどん淘汰されていった。そもそも、地方のお茶というのは自家消費用で、規格が統一されていなかった。商品じゃないから、それで良かったのだ。その、自家用のお茶が番茶です。これは和歌山で名物になっている「熊野番茶」という伝統的な釜炒り茶で、収穫した新芽を鉄鍋で40分かけて炒り、それを手で揉んで、日光で乾燥させる。天日干しは1日2日といったところです。こちらに工程の様子がありますね。特徴的なのは、「機械を使わない」というところで、鉄鍋も、江戸時代からどこの農家にもあった、ありあわせだ。上級蒸し煎茶も、手で作れないわけではないが、高度な技術が必要となる。番茶は、高度な手揉み技術ではなく、農家の爺婆が力づくで竹ザルの上で押して揉むだけのようだ。機械で揉むほどにはシッカリ揉まれていないので、こういうお茶は抽出に時間がかかる。販売者のサイトを見ると、「一番茶を使用し、2~3日間かけて丁寧に作られた香味は、乾草のような懐かしい香りと、すっきりとした味が何煎も続きます。」とあるんだが、中国茶にもよくある「何煎も」という言葉は、揉みが浅くて、葉が原型をとどめている物の特徴です。そういう作り方をした番茶は、だから、「煮出す」というのが正しい淹れ方。急須で冷ましたお湯で、という、煎茶のやり方ではうまく淹れられない。コレはパーコレーター10分で淹れました。販売者の言う「乾草のような懐かしい香り」というのは、天日干しに特徴的な匂いで、明治時代の輸出用としては嫌われ、炭を熱源に使って工場で匂いがつかないように乾燥させるようになった。そんなわけで、このお茶は極めて原始的な、昔のスタイルのままのお茶です。「熊野釜炒り生茶」というんだが、通常はこのお茶を更に焙じ茶にして飲むらしい。焙じ茶にすると、香ばしさが立って天日干し臭も薄れるので、より、飲みやすくなる。このままだと、プーアル生茶とか、白牡丹系の白茶みたいな、マニアックなお茶ですw もっと熟成させると味が良くなるかも知れないので、試しにサウナに入れておこうw

コメントする







<蔵元 田中屋本店> 三年漬梅干 
17-23粒袋入 ☆メール便送料無料
塩だけで漬けた梅干しです。添加物一切ナシ。豆州楽市でどうぞ


<落合ハーブ園> なんと贅沢な、国産無農薬ハーブだけで作られた入浴剤はいかがでしょう。無添加・無着色・無香料です。


<(農)友和組合> 明治時代から愛され続けた、熱海の元祖七尾たくあん三年漬 3本入りです。


<盛田屋> 太陽と風の塩 (完全天日塩) 1kgパックです。ミネラル豊富な駿河の海水を、太陽の熱と風の力だけで作り上げた天日塩です。
ネットゲリラのTwitter
ネットゲリラのfacebook
ポルノ雑誌の昭和史 (ちくま新書)
欧米人の見た幕末日本

伊豆マラソン2014/ノーカット版

伊豆マラソン2014

チャオチャオバンビーナ

草笛リズムマシンの奇跡

帆船ライブ/スイートメモリーズ

ネットゲリラの夏祭り

ルンミーブルースバンド

チョトマテクダサイ
戦場のテディベア
on the road
追悼・宇佐英雄/柳ケ瀬ブルース

アーカイブ

  通販専用水着屋さん
  帆船Ami号
  ずっと富士山