アメリカの青春時代

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ミュージカル、というのが、あったわけです。今でもあるのかも知れないが、ハリウッドの全盛期は1950年代までで終わっていると思う。ハリウッドでは、1945年の第二次大戦集結直後あたりから、大作はカラー化されていて、この「雨に唄えば」も1952年です。おそらく、全てのミュージカル映画の中で、もっとも有名なシーン。ジーン・ケリーのダンスも素晴らしいが、それを最大限に活かすように練られた脚本や細部の作り込みが凄い。どれだけ綿密なリハーサルを積み重ねて撮ったのか。



フレッド・アステアも人気者だった。アステアはタップダンスをベースに、コミカルな仕草が特徴。1951年の「恋愛準決勝戦」から、アステアが帽子掛けと踊るシーンw



シド・チャリシーとアステアで、1953年の「バンドワゴン」から。素晴らしい名曲です。シド・チャリシーは、昔は「シド・チャリス」と呼んでいたような気がする。夢の大都会ニューヨークで、美男美女が華麗に踊る。ちゃんと、シド・チャリシーのパンツが見えるサンビスシーンも入ってるしw ダンシング・イン・ザ・ダークは、ダイアナクラークの唄ったコレがいいね!この手のミュージカル映画というのは、白人文化の根底に今でも記憶として刻み込まれている基本です。



「巴里のアメリカ人」から、レスリー・キャロンの踊るシーン。この時代のハリウッドは性的表現にはうるさくて、パンツが見えるくらいが精一杯だった。そんな中で、工夫を凝らして女性の魅力を最大限に魅せてます。



ところでおいらが一番好きなミュージカル女優はエスター・ウィリアムズです。水着の女王! 1952年の「百萬弗の人魚」から。彼女は1940年の、あの幻の東京オリンピックの代表選手になるはずだった、本物の競泳選手だったんだが、戦争でオリンピックが中止になり、女優に転身。1944年の「世紀の女王」で大スターになる。日本軍が硫黄島で死屍累々玉砕し、庶民は「欲しがりません勝つまでは」「一億玉砕、火の玉だ」と、竹槍で焼夷弾消していた頃、アメリカ人はカラーの水着美女映画に見惚れていたw 



この手の大掛かりな水着映画、とんでもない費用がかかりそうw そのためもあってか、1956年には作られなくなる。エスター・ウィリアムズは実業家に転身し、今でも続く水着ブランドを立ち上げ、全米各地にプールを作って競泳選手を養成してます。

こうした、ストーリー的にはあたりさわりのない幼稚なモノながら、夢と希望に満ちあふれ、とてつもない費用と手間を注ぎ込んで作られていたミュージカル映画。二度と戻らない、アメリカの青春です。

コメント(4)

「庶民は「欲しがりません勝つまでは」「一億玉砕、火の玉だ」と、竹槍で焼夷弾消していた頃、アメリカ人はカラーの水着美女映画に・・」

白黒ですが、日本でもヒューマンドラマの傑作「無法松の一生」はこの頃です。脚本の伊丹万作のエッセーを読むと、戦前の日本でもハリウッド映画の影響は大きいようですね。

アメリカといえば
トムの自慢は耳タコで聞いたことあるけどw
主観主観w

トム&ジェリーってなんですか?いつの話ですか?

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