ザ・ハーダー・ゼイカム

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The Harder They Come Trailer

「ザ・ハーダー・ゼイカム」という映画があるんだが、「レゲエ」という音楽を世界に送り出した映画です。ジャマイカ生まれの白人が、イギリスで育ち、TVやCMの世界で活躍した後、ジャマイカに戻り、ジャマイカ初の劇場映画として制作した。予算が少ないので、俳優は現地人ばかり、ロケもほとんどドキュメンタリーみたいな感じですw ハリウッドみたいなメジャーにはまったく相手にされず、ジャマイカでの公開は一館のみ。観客は押し寄せたものの、貧乏人ばかりでカネにはならず。監督はフィルムを抱えて世界中をまわり、自分の手で上映を続けた。日本でも、サントラ盤だけがヒットして、映画は大学の学園祭くらいでしか見られなかったですねw 字幕がないので、ジャマイカ人の英語なんて聞き取れないしw おいら、高校時代に、文芸部の部室に何故か、ウッドストックのライブ盤と、この映画のサントラ盤が転がっていて、散々聞きましたw

そんな事より鯖缶だ。鯖缶といえば伊藤食品。こちらはお買い得の普及品なんだが、品質はさすがの静岡缶詰、クオリティの高い鯖缶です。

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伊藤食品の鯖缶シリーズ、取り扱い開始です! パッケージに「美味しい」と書いてあるので、間違いないw 実際、あちこちのスーパーで評判になって売上げを伸ばしているようだが、まだまだ全国区ではない。知る人ぞ知るという存在なんだが、豆州楽市では全種類、扱ってます。また、初めて買う方のために、3種8缶ずつをセットにした3色セットも同時発売! 味付けはどれも薄味なのでヘルシーです。伊藤食品は清水の会社なんだが、こちらの缶詰は青森の八戸工場で作られています。八戸の鯖は美味しいです。どれも、化学調味料は使っていません。辛口の津軽味噌、北海道産甜菜糖、食塩、丸大豆醤油といった、自然な味付けです。

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豆州楽市がお届けします。 

缶詰一個から買える! 

Jimmy Cliff - You Can Get It If You Really Want

映画の主人公は実在した悪党で、1948年に警官隊に蜂の巣にされて殺された脱獄囚です。
 男の名前はヴィンセント・マーティン。別名「ライジン」。あるいは「真夜中の大将」。「勇肌(いさみはだ)のアラン」とも、男は名乗った。
 現世利益(げんせりやく)に徹した、いっぽんどっこの三度笠。「義理」も「人情」もない。喧嘩腰で容赦がない。やられたらやりかえす。
 ライジンはこんな南洋の悪党だったといわれている。

演じているのは、歌手のジミー・クリフ。10代で歌手としてデビューしたクリフの体験と、この脱獄囚のエピソードがないまぜになってストーリーは進む。


"The Harder They Come" Jimmy Cliff

映画のタイトルは、当初、「ライジン」だったそうで。ジミー・クリフが主役に採用され、この歌が主題歌になった時に、監督が映画のタイトルも変えた。


Jimmy Cliff Recording The Harder They Come In Studio Session

映画から、レコーディングのシーン。主人公はやっと、歌手としてレコーディングにこぎつけるが、中国人のプロデューサーからは20ドルしか貰えず、マリファナの売人になる。このシーンは、主役のジミー・クリフの体験です。ジミー・クリフの初レコーディングは、バイロン・リーという中国人のやっていたダイナミック・サウンド・スタジオだそうです。


Jimmy Cliff - Many Rivers To Cross

ところで、ネットゲリラのライブでお馴染みのウイリー君がジャマイカに里帰りした時の話なんだが、ジャマイカ人に「オマエ、職業は何だ?」と聞かれて「ミュージシャンです」と答えたら、鼻先でせせら笑われて、「それは職業ではないだろ。ジャマイカ人だったら誰でもミュージシャンだ。そこの子供だって、ミュージシャンだよ、おい、ちょっと、やってみろ」と小さな子供に声を掛けたら、そのガキが器用に自作の歌で踊ったというw ジャマイカでは、ミュージシャンというのはカネを稼ぐための職業ではなく、もっと根深い、自分自身の存在証明なのだ。


Jimmy Cliff Sitting In Limbo

元々、ジャマイカでは、アメリカの影響ではなく、自前で音楽を産み出す環境があるわけです。

1950年代後半の首都キングストンでは、 車にスピーカーやアンプやターンテーブル、アメリカのR&Bやジャンプのシングル盤を積んだ「サウンドシステム」「ダンスホール」と呼ばれる簡易ディスコが、広場や路上で頻繁に行われていた。
60年代に入ると、こうしたシステムのオーナーたちはオリジナルのレコード制作に乗り出す。英国領から1962年8月に独立する流れに合わせるかのように、ジャマイカ初のオリジナルビート、スカが誕生。スカタライツもウェイラーズもジミー・クリフもみんなこの頃に録音を経験した。

レゲエも、そんな環境の中から出て来た。1966年、エチオピア皇帝ハイレ・セラシエがジャマイカを訪問した事によって、アフリカ回帰ブームが起こり、マリファナ吸ってレゲエで踊るという、今に続く動きが生まれる。


Toots and the Maytals - Sweet and dandy

メイタルズというのは、スカ、ロックステディ、レゲエの各時代を生き抜いたバンドで、このバンドも、例の中国人のスタジオで仕事してますねw この映画では、ジミー・クリフだけでなく、メイタルズも出てます。


Toots & The Maytals - Pressure Drop

もう一曲、メイタルズで。ところで、静岡市から御前崎に向かって150号線を走ると、津波を恐れて不動産取引がほとんどないので寂れた風景が続くんだが、カフェとか見つけて入ると、レゲエがBGMで流れている事が多いですねw あのあたりサーファーが多いんです。他に娯楽のない街なので、お茶農家のオヤジがサーファーだったりするw ウイリー君は毎年、新茶の時期になると、牧之原で茶摘みのバイトやってますw


The Melodians - "Rivers Of Babylon" (Official Audio)

メロディアンズも、ジャマイカの人気バンド。おいら、実は、この映画そのものは見てないんだが、予告編とサントラ盤だけでも、この映画を作った監督のジャマイカ愛が感じられます。

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昔「レゲエ・ブラッドライン」(スティーブン・デイビス)という本があって、このへんのレゲエにいたる経緯を詳しく書いてあった。
最初にレゲエが良いなと思ったのは、やっぱりこのジミー・クリフでサントラ盤にはいろんなレゲエの曲があった。
代表曲が2曲出ているが、もう1曲といえば、Many Rivers to Crossだろうか。
https://www.youtube.com/watch?v=-1-IG-AFjME
それにしても、張りのあるいい声しています。

> 車にスピーカーやアンプやターンテーブル、
> アメリカのR&Bやジャンプのシングル盤を積んだ「サウンドシステム」「ダンスホール」と呼ばれる簡易ディスコ
これで、つなぎにボーカルなしのトラックをエコーを効かせてつなぎでやっていたのが、後にダブになったという話もあって、レゲエは歴史は短いが影響力の大きい音楽だと思う。

レゲエとパンクの関係も深くて、イギリスの貧乏白人はジャマイカ移民と同じところにすんでいたそうで、クラッシュのベースのポール・シムノンは子供のころはレゲエばかりでツェッペリンは聞いたことがなかったというインタビューがあった。
The Clash Live - White Man in Hammersmith Palais
https://www.youtube.com/watch?v=X4rC3gP2hXk

パンクとダブが融合すると、ジョン・ライドン/PILになるわけで、やっぱり名盤が多い。
Public Image Limited - Death Disco
https://www.youtube.com/watch?v=eFxpL5TpZH0
ベースとドラムが中心の音が、そういうかんじ。

そうなると、やはりLKJことLinton Kwesi Johnsonの話が出てくる。
Linton Kwesi Johnson and Dennis Bovell live in Cape Town
https://www.youtube.com/watch?v=n-VVla6CMCw
これまでけっこうコンサートに行ったが、LKJ初来日の中野サンプラザ公演はベスト3に入っている。客はガラガラでピーター・バラカンが曲の解説していたな。
https://www.youtube.com/watch?v=jGnJjQqtfYk

たしかDennis Bovell Dub Bandのドラムは、もとThe Pop Group のブルース・スミスでPILにも入っている。
We Are All Prostitutes
https://www.youtube.com/watch?v=JnfKcZhbF_k
Where There's A Will
https://www.youtube.com/watch?v=kP10UK7ibcA&nohtml5=False

The Pop Group は何度か来日しているが、まだ見ていない。でもLKJのドラムで何度か見たから良いような気持ちもある。

ここまでくると、なぜボブ・マーリーの話題がないのか、ということになるが、いろいろありすぎてかえって書けないが、俺としてはいろいろな意味でredemption songを落とすわけにいかない。
他に名曲はたくさんあるのだが。
https://www.youtube.com/watch?v=OFGgbT_VasI&nohtml5

普段はほとんど聞かないが、ときどき無性に重いのレゲエを聞きたくなります。

この映画は、まったく偶然だけどリアルタイムで見ています。
字幕が英語で、しまったと思ったけどストーリーとか役者の演技とか全く関係なくて、街の風景とジミークリフの声ですべてが納得できてしまう不思議な映画だった。
今も、特に音楽が好きでもないんだけど「harder they come」だけはなぜか歌える。

あの名曲の次に入ってる「Johnny Too Bad」がすごく好きです。
The Slickersというバンド、知らないのですがどなたか教えていただけませんでしょうか。

この曲UB40のカバーでずっと前から聴いていたのですが、オリジナルはつい最近聴いたもので。

ピーター・トッシュとか粗暴な感じがするのですが、よくよくレコードを聴き込むとすごく良い音で作られており、驚きます。ジャマイカのスタジオには何か魔法がかかっているのか。
いやアフリカ(元ザイールあたり)のレコード、民族音楽じゃないやつも素敵な音で仕込まれているので、アフリカ人は魔法使いなのか。
ジャマイカってたまたま中米の海に浮かんでいるけど、中身アフリカですよね。

ラスタファリの旗を見れば、真ん中にライオンがついてます。
ライオンの生息していないはずのジャマイカで、何故ライオンが旗印になるのか。

>中身アフリカですよね
ラスタはエチオピア回帰運動の側面もあったとか。

そのライオンがユダヤ12氏族のひとつのシンボルだとかなんだとか言い出すと、じゃあ神社の狛犬もタテガミがあるよねって話になって面倒なのでやめておきます。

調べてみるとThe Slickersというのは、The Pioneersというバンドというかボーカルトリオのメンバーがやっていたようです。
youtubeで拾ってみました。
https://www.youtube.com/results?search_query=The+Slickers&nohtml5=False

ボーカルトリオといえば、ボブ・マーリーもピーター・トッシュ、バニー・ウェイラーとボーカルトリオで出発したわけで、あのスタイルがだいぶ流行ったようです。

まあ、デニス・ボヴェールが現役のキチガイプロデューサーだとしたら、その前は狂人リー・ペリーがジャマイカで活動していたわけで、ガンジャによるマジックで素晴らしい音作りができていたんでしょう。
そういえば、ピーター・トッシュの「regalize it」はガンジャ合法化の曲だったと思う。
https://www.youtube.com/watch?v=j6QkVTx2d88&nohtml5=False

> エチオピア回帰運動
エチオピア皇帝ハイレ・セラシェがジャマイカに行ったとき熱烈歓迎を受けたと書いてあることがあるが、西江雅之先生から聞いた話では、そうでもなかったらしい。
ラスタの人にとって、ハイレ・セラシェはスーパーヒーローで、つまり筋骨隆々としているイメージだったのだが、実際はそうではない(かなり痩せていたと思う)ので、あれは本物ではないという人もいたそうだ。

蛇足ですが、レゲエでは「we」という言葉を嫌って「I&I」というふうに言うのは、けっこう良いと思っている。
日本語で考えても、「私」はたしかにあるが、「私たち」ってどこにいるんだよ、と安部ちゃんの演説を聞くたびに思う。
あの空虚な「私たち」に、勝手に俺を交ぜないでほしい。


ありがとうございます。3人ボーカルだったんですね。
ピーター・トッシュはボブ・マーリーよりもお調子者で、大麻の歌とか反核兵器の歌とか歌ったり、マーリーにライバル心を持ってて「ゲットアップ・スタンダップ」は自分の作品なのだと殊更誇示するところがありました。そういう青臭いところが魅力でしたが殺されたのは残念でした。
その後息子(アンドリュー)が1枚アルバムを出した、それが「俺はオリジナル・マン」という題で、恐らくマーリーの倅のジギーに敵愾心を燃やしていたのでしょうが、音楽的には盆暗で、声変わりして父親そっくりの声になったジギーにまったくかなわず消えてしまったようなのが是又残念です。
ボブの伝記映画がちょっと前にやってましたが、ジャマイカの山中はもろケニヤあたりの風景とそっくり、トレンチタウンは「第9地区」そっくりでした。山中の道はバリ島の田舎道にも似てましたね。熱帯だからか。

野次馬様
記事復活、ありがとうございます。
まだ見ていないyoutubeのリンクがあったので、ありがたいです。

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